早稲田実業野球部2024年メンバー・出身中学・身長・偏差値は!

2024年、夏の甲子園。数々の名選手を輩出し、高校野球の歴史にその名を刻んできた古豪・早稲田実業が、9年ぶり30回目となる夏の聖地への切符を手にしました。王貞治氏をはじめ、斎藤佑樹投手(現・株式会社斎藤佑樹 代表取締役)の「ハンカチ王子」フィーバー、清宮幸太郎選手(現・北海道日本ハムファイターズ)の怪物スラッガー伝説など、常に時代を彩ってきた「WASEDA」のユニフォームが、再び甲子園を熱くさせます。

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選手別 地方大会打撃成績・出身中学・身長

打順 守備 選手名 学年 投打 打率 身長 体重 出身
1 投 5 中村 心大 左左 .421 177 83 鳥取(京都)
2 捕 6 山中 晴翔 右右 .400 184 79 谷本(神奈川)
3 川上 真 右右 1.000 179 75 播磨(兵庫)
4 二 8 内海 光太 右右 .412 176 75 生田(神奈川)
5 遊 2 宇野 真仁朗 右右 .273 178 81 日の出(千葉)
6 三 3 高崎 亘弘 右右 .500 186 80 原(神奈川)
7 左 4 石原 優成 右左 .375 183 86 和(広島)
8 中 1 三沢 由和 右右 .333 178 73 早稲田実(東京)
9 – 7 国光 翔 左左 .333 172 77 田(東京)
10 山崎 啓生 右右 .000 182 72 早稲田実(東京)
11 大和 左左 .200 175 75 川里(埼玉)
12 小薗井 陸也 右右 .000 175 70 早稲田実(東京)
13 松尾 佑真 右右 .000 177 71 早稲田実(東京)
14 片山 廉ノ介 右右 177 75 越谷・中央(埼玉)
15 浅木 遥斗 右右 196 80 早稲田実(東京)
16 磯田 稜太 左左 .000 178 75 小平四(東京)
17 西村 悟志 右右 .000 174 73 加木屋(愛知)
18 金城 紫虎 右右 .400 171 82 駒ヶ林(兵庫)
19 右 9 澤本 塁 右左 .286 187 80 本庄(兵庫)
20 田中 孝太郎 右右 .000 170 80 菅(神奈川)

「主砲頼み」からの脱却。「全員が戦力」で掴んだ栄光

近年の早稲田実業は、絶対的なスター選手に注目が集まることが多くありました。しかし、2024年のチームを象徴する言葉は、和泉実監督が語る**「全員が戦力」**。このスローガンの下、特定の選手に依存するのではなく、打順に関わらず誰もがチャンスを作り、得点に繋げる野球を体現してきました。 主砲頼みから脱却し、一人ひとりが自分の役割を全うする。その結束力が、接戦をものにする最大の武器となり、9年という長いトンネルを抜ける原動力となったのです。

2024年 早稲田実業の強さの源泉とは?

破壊力抜群!大会6試合で14本塁打の強力打線

今年の早稲田実業の最大の魅力は、なんといってもその**破壊力抜群の打線**です。西東京大会の6試合で放った本塁打は、実に14本。試合平均2本以上という驚異的な数字は、相手投手にとって計り知れないプレッシャーとなります。 特に、主軸を担う宇野貢仁朗選手、高崎亘弘選手らは、一振りで試合の流れを変える力を持っています。しかし、恐ろしいのは主軸だけではありません。下位打線まで長打を打てる選手が揃っており、どこからでも得点が期待できる「切れ目のない打線」が完成しています。甲子園の舞台でも、早実の豪快なバッティングが注目されることは間違いないでしょう。

長打だけじゃない!隙を突く機動力と切れ目のない攻撃

本塁打の数に目が行きがちですが、このチームの強さはそれだけではありません。西東京大会では、チーム合計**13個の盗塁**を記録。長打で畳みかけるだけでなく、足を使った機動力で相手を揺さぶり、チャンスを拡大する野球も得意としています。 「打つ」だけでなく「走る」意識も高い。この多彩な攻撃パターンこそが、相手チームに的を絞らせない早稲田実業の真の強さと言えるでしょう。まさに「全員野球」を象徴するデータです。

伝説の幕開け!西東京大会、奇跡の勝ち上がりを振り返る

9年ぶりの甲子園への道は、高校野球史に残るであろう数々のドラマに彩られていました。特に、準決勝と決勝は、ファンの記憶に永く刻まれる名勝負となりました。

【準決勝】vs国学院久我山|魂の打撃戦を制す

準決勝の相手は、同じく西東京の強豪・国学院久我山。試合は壮絶な打撃戦となりました。両チーム合わせて20本以上の安打が飛び交う乱打戦の末、早稲田実業が**14-13**というスコアで勝利。約3時間半に及ぶ死闘を制したことで、チームには「どんな展開でも諦めない」という強靭な精神力が宿りました。この一戦が、チームをさらに一回り大きく成長させたのです。

【決勝】vs日大三|野球の神様も味方した劇的サヨナラ劇

そして迎えた決勝戦。相手は幾度となく覇を競い合ってきた宿命のライバル・日大三高。この試合は、高校野球の魅力がすべて詰まった、まさに伝説の一戦となりました。 初回に宇野選手のタイムリーで先制するも、中盤に逆転を許し、一時は9-1と大量リードを奪われる絶体絶命の展開。誰もが敗戦を覚悟した9回裏、早稲田実業ナインは諦めていませんでした。下位打線からチャンスを作ると、驚異の粘りで同点に追いつき、試合は延長戦へ。 そして延長10回裏、この日最後のヒーローとなったのは、8番・内海光太選手でした。彼の放った一打が三遊間を抜け、劇的なサヨナラ勝ち。9回に下位打線がつなぎ、最後はサヨナラで決めるという展開は、まさに「全員が戦力」というチームを象徴する勝利でした。

甲子園で輝く!2024年 早稲田実業の注目選手たち

「全員野球」を掲げるチームですが、その中でも甲子園での活躍が期待される注目の選手たちを紹介します。

【投手編】若き2年生エース・中村心大の成長

投手陣の柱は、2年生ながらエースナンバーを背負う左腕・**中村心大投手**です。177cmの長身から投げ下ろす威力のあるストレートとキレのある変化球が持ち味。地方大会では6試合に登板し、チームを牽引してきました。まだ2年生ということで、この甲子園での経験は、彼をさらなる高みへと導くはずです。大舞台でどのようなピッチングを見せてくれるのか、その成長から目が離せません。

【野手編】チームを牽引する強力打線の主軸メンバー

* **宇野 貢仁朗(うの こうしろう)選手(3年・遊撃手):** チームの主砲。勝負強いバッティングで打線を牽引し、決勝戦では貴重な先制打を放ちました。 * **高崎 亘弘(たかさき のぶひろ)選手(3年・三塁手):** 地方大会で4本塁打を記録したスラッガー。得点圏での集中力はチーム随一です。 * **内海 光太(うつみ こうた)選手(3年・二塁手):** 決勝戦で劇的なサヨナラ打を放ったヒーロー。チャンスでの粘り強いバッティングが光ります。

名将・和泉実監督が築き上げたチームワーク

自らも早実OB。監督が選手に託す想い

チームを率いるのは、自身も早稲田実業OBであり、1992年に監督に就任した**和泉実監督**です。早実野球を知り尽くした指揮官が、長年かけて築き上げてきたのが、今年の「全員野球」のスタイルです。選手一人ひとりの個性を尊重しながら、チームとしての結束力を高める指導で、選手たちの自主性と成長を促してきました。

「選手たちには晴れ舞台を楽しんでほしい」

和泉監督は、甲子園出場を決めた後、「選手たちには晴れ舞台の甲子園を全力で楽しんでほしい」と語りました。この言葉からは、厳しい勝負の世界の中にも、選手たちに野球を心から楽しんでほしいという温かい想いが伝わってきます。監督と選手の信頼関係が、土壇場での強さを生み出しているのです。

早稲田実業学校高等部 偏差値(2024年度・目安)

普通科: 76

これは東京都内でもトップクラスであり、全国的に見ても最難関レベルの偏差値です。

【補足】

  • 早稲田実業は、学業だけでなく部活動も非常に盛んで、まさに「文武両道」を高いレベルで実践している学校です。

  • 野球部で活躍する選手たちも、この非常に高い学力基準をクリアして入学していることになり、その努力は計り知れません。

※偏差値は、あくまで目安としてお考えください。

まとめ:古豪復活へ!早稲田実業の夏はまだ終わらない

9年ぶりに甲子園の土を踏む早稲田実業。その道のりは、決してエリート街道ではありませんでした。しかし、西東京大会で見せた数々の逆転劇と、最後まで諦めない「全員野球」のスタイルは、多くの高校野球ファンに感動を与えました。 伝統の重圧を力に変え、聖地・甲子園でどんな戦いを見せてくれるのか。古豪復活を期す早稲田実業の2024年の夏は、まだ始まったばかりです。彼らのさらなる成長と快進撃に、心から期待しましょう。

今回、

早稲田実業野球部2024年メンバー・出身中学・身長・注目選手・偏差値は

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