こんにちは!スポーツ情報ちょいかじりおやじです!
いよいよ冬の風物詩、第104回全国高校サッカー選手権大会が開幕します。
高校サッカー界において「最強」の二文字が最も似合う高校といえば、どこを思い浮かべますか? そう、青森県代表の青森山田高校です。しかし、今年の彼らは例年とは少し「色」が違います。
2024年の夏、高校サッカー界に激震が走りました。インターハイ青森県予選決勝。青森山田は八戸学院野辺地西に敗れ、25年ぶりに夏の全国出場を逃したのです。
「歴史を途絶えさせてしまった……」
試合後、ピッチに崩れ落ち涙を流した守護神・松田駿主将の姿は、多くのファンの胸を打ちました。
しかし、そこからの「常勝軍団」は凄まじかった。敗戦直後の緊急ミーティング。正木昌宣監督のもと、選手たちは自らを見つめ直し、後期のプレミアリーグEASTで見事に復調。そして選手権予選。圧倒的な強さで29年連続31回目の切符を手にしました。
そんな青森山田サッカー部のメンバーや出身中学・注目選手と
気になる事を調べてみました。
また、ちょっと気になる関東第一の偏差値も!
”スポーツ情報ちょいかじりおやじ”が発信したいと思います。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
2. 【完全版】第104回選手権・青森山田登録メンバー30名詳細一覧
画像名鑑データを元に、最新の登録メンバー30名をポジション別にまとめました。今年の山田は、中学からの内部昇格組と全国の精鋭が見事に融合した布陣です。
| 番 | 位 | 名前 (漢字) | ふりがな | 年 | 体格 | 前所属チーム |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GK | 松田 駿 | まつだ しゅん | 3 | 185/78 | 前橋FC |
| 12 | GK | 佐竹 虹輝 | さたけ こうき | 3 | 180/75 | FC FUORICLASSE SENDAI |
| 30 | GK | トニオル ジョアオ | とにおる じょあお | 2 | 183/78 | 栃木SC U-15 |
| 2 | DF | 福井 史弥 | ふくい ふみや | 3 | 176/73 | 高槻ジーグ |
| 3 | DF | 菱田 一清 | ひしだ いっせい | 3 | 176/69 | 青森山田中学 |
| 4 | DF | 月館 汰壱 アブーバクル | つきだて たいち | 3 | 187/80 | 真志喜中 |
| 5 | DF | 大場 光翔 | おおば みつか | 3 | 186/78 | FC.cantera |
| 6 | DF | 島津 亮太 | しまづ りょうた | 3 | 181/70 | FCフェルボール愛知 |
| 19 | DF | 林 斗愛 | はやし とあ | 3 | 172/68 | 青森山田中学 |
| 20 | DF | 斎藤 大翔 | さいとう やまと | 3 | 184/76 | 柏レイソルU-15 |
| 22 | DF | 山田 悠一郎 | やまだ ゆういちろう | 3 | 179/71 | FCフェルボール愛知 |
| 25 | DF | 津嶋 太陽 | つしま たいよう | 3 | 168/63 | 青森山田中学 |
| 29 | DF | 伊原木 奏汰 | いばらぎ そうた | 3 | 175/71 | 青森山田中学 |
| 7 | MF | 長谷川 滉亮 | はせがわ こうすけ | 3 | 169/65 | 青森山田中学 |
| 8 | MF | 麓 萊凛 | ふもと らいり | 3 | 171/67 | 青森山田中学 |
| 10 | MF | 小山田 蓮 | おやまだ れん | 3 | 177/70 | 青森山田中学 |
| 14 | MF | 今田 匠 | いまだ たくみ | 3 | 171/67 | 青森山田中学 |
| 15 | MF | 藤原 栄之郎 | ふじわら えいしろう | 3 | 174/68 | 青森山田中学 |
| 16 | MF | 杉山 大起 | すぎやま だいき | 3 | 169/62 | RIP ACE SC |
| 17 | MF | 小澤 丈 | おざわ じょう | 2 | 178/68 | 前橋FC |
| 18 | MF | 斉藤 雅人 | さいとう まさと | 2 | 169/60 | 青森山田中学 |
| 21 | MF | 齋藤 凌 | さいとう りょう | 3 | 170/63 | 青森山田中学 |
| 23 | MF | 櫻庭 一斗 | さくらば かずと | 3 | 173/66 | 北海道コンサドーレ札幌U-15 |
| 24 | MF | 水谷 鉄生 | みずたに てっしょう | 2 | 170/67 | 青森山田中学 |
| 27 | MF | 辻浦 心雄 | つじうら しんゆう | 3 | 165/60 | TRIAS七戸 |
| 9 | FW | 深瀬 幹太 | ふかせ かんた | 3 | 182/76 | 青森山田中学 |
| 11 | FW | 桑原 唯斗 | くわばら ゆいと | 3 | 180/75 | 前橋FC |
| 13 | FW | 井上 慎太 | いのうえ しんた | 3 | 169/67 | SCインテルナシオナル ジャパン |
| 26 | FW | 日高 翔太 | ひだか しょうた | 3 | 172/67 | 青森山田中学 |
| 28 | FW | 對馬 旺雅 | つしま おうが | 3 | 175/74 | TRIAS七戸 |
【2025年度】青森山田の注目選手・スカウトも唸る逸材たち
今年の青森山田は、特定のスターに依存せず、どこからでも点が取れる「組織の暴力」とも言える強さがありますが、その中心となる3人をピックアップします。
1 守護神かつ主将!GK 1 松田 駿
すでにファジアーノ岡山への入団内定が決まっている、今大会屈指のナンバーワンGKです。185cmの恵まれた体格、セービングの鋭さはもちろんですが、特筆すべきは「キックの精度」。彼の右足から放たれるパントキックは、一瞬にしてチャンスへと変貌します。夏の予選敗退後、誰よりも自分に厳しく向き合ってきたキャプテン。彼の咆哮が、山田の守備を鼓舞します。
2 司令塔!MF 7 長谷川 滉亮
青森山田中学から内部昇格した「山田のDNA」を最も体現する選手の一人。中盤の底で広角の視野を持ち、長短織り交ぜたパスでゲームを組み立てます。画像解説にもある通り「ダイナモ」的な動きに加え、セットプレーのキッカーとしても超一流。長谷川の右足から放たれるボールに、大型DF陣がなだれ込む形は、相手にとって絶望の光景です。
3 鉄壁の防波堤!DF 4 月館 汰壱 アブーバクル
今年の山田の守備を象徴するのが、この月館選手。187cm/80kgという規格外のサイズを誇り、空中戦では無類の強さを発揮します。沖縄・真志喜中学から単身青森へ渡り、山田の厳しいトレーニングで磨き抜かれた身体は、まさに「門番」。大場光翔選手(186cm)とのCBコンビは、高校年代では攻略困難な「万里の長城」と言えるでしょう。
正木昌宣監督の戦術分析:伝統の4-4-2と「奪い切る守備」の進化
黒田剛監督(現・町田ゼルビア監督)が築き上げた青森山田のイズム。それを継承し、さらに深化させているのが正木昌宣監督です。
1 屈辱を糧にしたメンタリティの進化
名鑑のテキストにもある通り、インターハイ予選での敗退は「歴史を途絶えさせた」という重い十字架でした。しかし、正木監督はこれを「あの負けがあったから強くなれた」と言えるようにチームを立て直しました。現在の山田は、ボールを失った瞬間の切り替えスピード、相手を窒息させるようなハイプレスにおいて、さらに強度を増しています。
2 4-4-2の徹底とセットプレーの破壊力
システムは伝統の4-4-2。
前線の桑原、深瀬が献身的に追い回し、中盤の長谷川、杉山がセカンドボールを回収。サイドでは小山田や麓が鋭い突破を見せる。
そして、青森山田の代名詞とも言えるのがセットプレーです。
長谷川の正確なキック、そしてロングスロー。ここに月館、大場といった185cm超えの巨漢たちが飛び込む戦術は、もはや「わかっていても止められない」山田の伝家の宝刀です。

青森山田高校サッカー部の偏差値と文武両道のリアル
「サッカーだけが強くてもダメだ」というのが山田の教え。気になる学力面についても触れておきましょう。
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偏差値:38 – 56
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青森山田高校には、難関大学を目指す「特進コース」から、部活動に特化した「スポーツコース」まで幅広く設置されています。
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多くのサッカー部員が所属するのは、部活動と学業を両立させるコースですが、近年ではトップアスリートでありながら高い学力を維持し、早稲田や慶應といった難関私大へ進学する選手も増えています。
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「整理整頓、挨拶、時間厳守」。寮生活で徹底されるこれらの規律が、ピッチ上の正確なプレーと、卒業後の社会で生きる人間力を育んでいます。
出身中学・クラブチーム分析:なぜ全国から逸材が集まるのか?
メンバー表の「前所属」を見ると、青森山田のスカウティングの凄さがわかります。
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内部昇格組(青森山田中学): 長谷川、深瀬、藤原、今田……。今年のスタメンの多くが中学時代から「山田のサッカー」を叩き込まれています。この6年間の積み上げが、他校には真似できない戦術の浸透度を生んでいます。
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全国の提携クラブ:
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前橋FC(群馬): GK松田、FW桑原など、群馬の強豪とのパイプが非常に強い。
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FCフェルボール愛知: DF島津、山田など、東海地方の逸材も集まる。
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ソレッソ熊本(九州): 九州の天才たちが、北の大地・青森へ挑戦するケースも。
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全国津々浦々の「一番上手い子」が、山田の門を叩き、厳しい競争の中で「一番強い選手」へと変わっていくのです。
卒業生の進路と2026年度以降の展望
今年の3年生も多くの選手が大学サッカーの名門(明治、法政、流通経済、筑波など)への進学を予定しており、一部の選手はJリーグ入りの可能性も残されています。
また、2年生のトニオル ジョアオ、小澤丈、水谷鉄生、斉藤雅人といった選手たちがすでにベンチ入りしており、来年度(2026年)も「山田の時代」が続くことは間違いありません。特にジョアオ選手は183cmの大型GKとして、松田主将の後継者として大きな期待を背負っています。
まとめ:王座奪還へ。「100分集中」が導く国立の頂
2025年冬。青森山田が掲げる目標はただ一つ、**「選手権の頂点(全国制覇)」**です。
夏の予選敗退で見せた涙は、枯れ果てました。今の彼らには、逆境を跳ね返した自信と、王座奪還への狂おしいほどの飢えがあります。
松田主将が最後尾で声を張り上げ、月館が壁を築き、長谷川がパスを散らし、深瀬が仕留める。
「常勝軍団」が再び国立のピッチで歓喜の雄叫びを上げる準備は、整いました。
皆さんもこの冬、青森山田の「魂のサッカー」をその目に焼き付けてください!
今回、
青森山田サッカー部メンバー 2026年 出身・注目選手と偏差値は
を読んでいただきありがとうございます。
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